教習指導員について!

こんにちは!
広島を中心に出張ペーパードライバー講習を行っていますさくらドライビングスクール代表の石田です(^^)


今日は昔からよくされる質問について話そうと思います。

私は十数年間自動車学校の教習指導員(教官とか先生とか言われますが正確にはこう言います)として働いてきましたが、よくされる質問は「自動車学校の先生って二種免許がいるんですよね?」これです!
なぜ一般の人でそう思う人が多いのか分かりませんが、これは間違いで教習指導員資格という国家資格を取る必要があります。

簡単に言えば二種免許はお客さまを乗せるプロで、教習指導員は教えるプロ。そもそも資格の性質が違うんですね(^^)

また教習指導員資格を取得するには厳しい審査(試験)に合格する必要があるのですが、審査項目として、教則(自動車の運転に関する知識)、関係法令(教習所に関する法令)、教育知識、運転技能、技能指導法、学科指導法の6つがあります。

更に審査前の「事前教養」が90時間、審査合格後の「事後教養」を24時間受けなくてはなりません…
もちろん教習指導員になるまでは、送迎業務や、受付業務などをしながら勉強しなくてはいけないので中々大変です(^^;;
私も通勤中や帰宅してから深夜2時頃まで勉強してました…

私は小さい頃から勉強が苦手だったので、かなーり苦戦しました。。ただ教習指導員になりたい!その気持ちだけで頑張りました!というかその気持ちがなければ頑張れなかったと思います。

こんな感じで皆さんが思っているよりも、教習指導員になるのは大変なのです(^^;;
だから正直、「二種免許」で指導員ができると思われるとちょっとイラっとすることもあります笑

ちなみにこの審査に受かっただけでは普通自動車の教習しか出来ないんです。車種別に資格が分かれているので、準中型自動車、中型自動車、大型自動車、大型特殊自動車、普通自動二輪車、大型自動二輪車、普通二種、大型二種などそれぞれにまた審査(試験)に合格する必要があるんですねぇ(^^;;

更に言えば、それぞれの車種別に検定員という資格もありますし、高齢者講習、初心運転者講習、応急救護講習に関しても研修や講習を受けるなどしなければ、携わることができません。

なので多車種をやられてる自動車学校の指導員は大変なんです…
人生いつまで経っても勉強ですね(^^;;


ということで、今日は思ったより自動車学校の指導員って大変なんだよというお話でした♪


※写真は私が車好きになるきっかけになった親父の車(日産フェアレディーZ)と、お袋と弟とのものです!笑

それではまた♪