H様の山道講習を行いました!

こんにちは!
広島を中心に出張ペーパードライバー講習を行っていますさくらドライビングスクール代表の石田です(^^)


昨日は呉市にお住いのH様の山道講習を行いました!
H様は普段呉市内を中心に運転されているそうですが、本日は島しょ部の狭い道路と狭い山道を走りたいということでご依頼を頂きました。


早速島特有のくねくね曲がりくねった海岸線沿いの道を走ってもらいます。
特に注意が必要なのが右カーブでの中央線のはみ出しで、これは即対向車との事故に直結するので絶対に避けなけらばならないのですが、実際は左側の車両感覚があいまいな方は大抵右カーブで中央線寄りになってしまいます。

これを防ぐには車両感覚を掴むことが大切で、特に左前方のバンパーとタイヤの位置が重要です。
そこを意識しながらキープレフトのまま右カーブを曲がってもらいます。

大事なのは目線でカーブの中心からカーブの出口付近を交互に見ながら、自車の走行位置、進行方向、それらを確かめながら運転することです!

それと同じくらい?それ以上に?大事なのがカーブ進入前にカーブの入り口から出口までをみてカーブの大きさや曲がり具合を判断して、スピードを落とすことです。減速しながら曲がるのではなく、曲がる前に十分速度を落とし加速しながら曲がるのが理想ですが、これが中々難しいんですよね。。

H様にそれを伝えると走行位置に関してはすぐに修正されていたのが素晴らしかったですね♪


その後しばらく島の道を走ってもらい、本日メインの山道に入ります!

かなり狭い道を練習していただいたのですが、大事なことは対向車と出くわしたときにどこで行違うか?です。
カーブの中で行違ってしまうと対向車との感覚が十分に取れなく行き違いができなくなりますので、あらかじめカーブに入る前に対向車の存在をカーブミラーなどを使って早めに認識することです。
そうすることで、直線部分で行違うことができるんですね。ただし左側にしっかりと寄っておく必要がるので、左側方感覚は身に付けておくことが山道を走るときの必須条件ですね。
その点はH様は左側方感覚に優れていたので良かったです♪

あと直線部分でも狭い箇所がちょくちょくあるのですが、待避所とまではいきませんが、左側が少し広くなっている場所があるんですね。そこを早く見つけて「よし、対向車が来たらここに避けて行違おう」と考えながら走るのも一つのポイントです。

何度かその道を往復したのですが、幸い?にも対向車が来ることがなかったので、特に問題もなく走れたのですが、実際の運転ではいつ対向車がやってくるか分からないので、対向車が来たことを想定して左の退避できそうな場所に退避する練習もいっぱいしてもらいました。

最初は左前方の感覚が掴みづらかったようでしたので、車から降りていただいて実際の距離を見てもらいました。
H様も「こんなに広いんですね!」とおっしゃっておられましたが、運転席から見るのと実際の距離とのズレが大きいんです!
この感覚のズレが少ない人っていうのが車両感覚に優れた人なんですね!
これは何度も左に寄せる練習をしてもらって、感覚を養ってもらいます。H様も後半は随分と左側の感覚が良くなってしっかりと寄せれるようになりました(^^)

皆さんももし狭い道で前が当たらず曲がることが出来るかなぁ?と思ったら車から降りて実際にご自分の目で確かめることをおすすめします。とは言え状況によっては車から降りることが難しい場合も多々ありますが…


といった感じで本日の教習は終了です!
私も初めてこういった依頼をいただいたので、とてもよい経験をさせていただきました!
H様ありがとうございました(^^)

余談ですが私は島生まれの島育ちなので、曲がりくねった狭い道や山道を走るのは得意です♪


それではまた♪